菊花

アンチエイジングの健康茶で有名な「菊花」

菊花は、漢方に使われる食用菊の一種です。中国では生薬用の菊花を2,000年以上前から栽培しているといわれます。

観賞用として多くの種類がある菊ですが、食用・薬用の菊にもいくつかの種類があります。その代表が「カンギク」という黄色い花弁の菊花です。

この菊花は、花を乾燥させて煎じて飲む「菊花茶」という健康茶として市販されています。

中国では菊花茶のことを「延命長寿の茶」として知られており、アンチエイジングや便秘、高血圧予防、夏バテ予防などに有効だとして日本でも一時ブームになりました。

このほかにも、菊花には緑内障などの目の疾患についても有効だといわれています。

菊花の効能

菊花は、古くから目薬としても活用されており、緑内障などの眼病や目のトラブルに伴う頭痛、眼精疲労といった症状の改善に有効だとされています。

また、上で紹介した菊花茶は利尿作用や抗菌作用、抗酸化作用があり、解毒や消炎のほかめまいや耳鳴りの緩和、慢性肝炎などの効能もある健康茶としても知られています。

さらに、菊花独特の香りにはリラックス効果もあるといわれます。

こうした作用が、心と体の崩れたバランスを整えるのに有効とされ、緑内障に関していえば眼圧の抑制、目の老化の抑制なども期待されます。

菊花の有効成分

菊花にはβ-カロテンやビタミンCといったビタミン類やミネラルが、豊富に含まれています。

とりわけ、目の病に有効だとされるのが葉酸などのビタミンB群。眼精疲労の改善や抗酸化力もあることから、体内の血液や体液の調整にも有効とされます。

ビタミンB1

視神経をはじめ神経系や脳を正常に保つ作用があります。視神経への作用では、眼精疲労、神経性の頭痛や発熱を緩和する効果もあるビタミンです。

フラボノイド類

抗酸化作用の代表選手ともいえるフラボノイド。血液中にたまった老廃物を排除するはたらきを活性化することで、目の健康にも有効だとされています。

葉酸

葉酸が欠乏すると、加齢黄斑変性症など目の疾患になるリスクが増加するといわれます。また、葉酸には尿酸排泄を促進する作用があり、体から老廃物を排除することで目にもよい影響を与えるとされます。