紫イペ

抗ガン、緑内障治療で注目の「紫イペ」

紫イペとは、ブラジルのアマゾン川流域に自生する樹木です。

「イペ」という樹木は30種類以上あるのですが、このうち赤紫色の花を咲かせることから「紫イペ」という名がついたそうです。

日本では健康食品として売られており、粉末状になった樹皮を煎じてお茶のように飲むか、そのまま飲めるパウダー状あるいはカプセル状の商品が売られています。

この木の存在が医学界で注目を集めるようになったのは、おおよそ半世紀前のこと。抗腫瘍作用(抗ガン作用)が認められたことによります。

紫イペを飲用することでガン細胞が消えたなどの報告があり、その効能について研究が盛んになりました。

ガンのほかにも、マラリアや貧血症、大腸炎、血行不良等の治療にも適しているとされています。

そして、最近になってわかってきたのが緑内障治療にも有用であるということ。紫イペを続けて飲用したら「眼圧が下がった」「視野が広がってきた」という報告がされるようになったのです。

紫イペの効能

紫イペには、利尿作用や血流を改善する作用、血圧を抑える作用、肝機能の障害を改善する作用などが認められています。

ただ、この樹木が発見されてから時間がたっていないため、詳しい効能はわかっていません。

作用から推測すると、体内の水の流れをよくする作用があることから、房水の量を正常に保ち眼圧が高くなるのを抑える効能があるとみられます。

また、血流改善や血圧を抑える作用からは目のまわりの血流をよくすることで視神経などに栄養が行き届くようになるのでしょう。

さらに、東洋医学の観点では肝機能が改善することで、目にもいい影響を与えます。

紫イペの有効成分

ビタミンB群、亜鉛やカリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルを豊富に含んでいます。

ビタミンB12

ビタミンB12には視力低下を抑える作用があります。視力が低下すると緑内障のリスクが高くなることがわかっていることから、ビタミンB12はリスクを下げるはたらきがあるといえます。

亜鉛

亜鉛には視神経を強める作用があることから、緑内障にもいい影響を与えると考えられます。

また代謝を促す酵素の生成や、たんぱく質の合成などもおこない、肝機能を改善するはたらきも期待できます。