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若年性緑内障の原因と対策

若年性緑内障とは?

若年性緑内障とは、主に40代以前の人に発症する緑内障のことで、通常の緑内障のように眼圧上昇が起きる場合もありますが、眼圧や視力は正常なまま緑内障になる場合もあるようです。

特に子どもの場合、先天性近視だと思われていたが、その陰には若年性緑内障が含まれていたというケースもあります。

若年性緑内障の中には、症状が進行すると視力が致命的に低下してしまうものもあるので、早めに発見して、治療を開始することが大切です[1]。

若年性緑内障の原因と対策について

原因1:遺伝子による緑内障

緑内障は遺伝によって引き起こされる場合も多く、それは遺伝子などのゲノムによって発症するとされています。

緑内障を発症させる遺伝子を持っている場合、年齢に関わらず緑内障になってしまう可能性があるでしょう。

現在では、数種類の「緑内障の遺伝子」が発見されていますが、その遺伝子がどのように緑内障を発症させるのかは解明されていません。

遺伝による緑内障は、眼圧が上昇するタイプのものもありますが、原発開放隅角緑内障や正常眼圧緑内障も遺伝によって発症する可能性があります[2]。

原因2:発育異常による先天性緑内障

先天性緑内障は発達緑内障とも呼ばれており、隅角にある線維柱帯の発達異常によって房水の排出が困難になり、眼圧が上昇してしまうことが原因です。

出生後すぐに判明することもありますが、発達異常の程度が軽い場合、成長するまで緑内障を発症しないこともあります[3]。

角膜や虹彩の異常、歯の異常、眼球のサイズが大きくなるなどの症状が起こり、眼球のサイズが大きくなりすぎると、目の機能が重度に低下する場合もあるので、早めの治療が大切です[4]。

治療では、目薬による眼圧低下、線維柱帯の切開手術などが行われます。

原因3:薬物による医原性緑内障

最近では、アトピー性皮膚炎などにも用いられる「ステロイド」による緑内障発症が多く、10~20代で発症する緑内障の原因のひとつとなっています。

医原性緑内障では、眼圧が上昇しているにも関わらず視力が良いことも多く、ステロイドの効果によって眼球の硬さが増すことで眼圧が正常に測れないため、発見が遅れることもあります。

ステロイドで緑内障になる原因は詳しく解明されていませんが、房水をつくり過ぎてしまうこと、房水の排出を阻害することなどが可能性として挙げられています[5]。

副作用が認められる薬物を使う際には、眼圧検査のときにそのことを伝え、眼圧の管理を徹底することが大切です。

子どもでも飲める緑内障対策サプリ

若年性緑内障では手術による治療も行われますが、子どもに怖い思いをさせるのは可哀相だ、と考える方も多いと思います。

若年性緑内障の原因は様々ですが、結局のところ、眼圧の上昇に行きつくケースが多いもの。そこで、子どもでも安心して飲めるサプリで改善を図っていくことがおすすめです。

特に漢方を使用しているものなら効果が緩やかで、子どもの小さな体にも安全です。もちろん病院での治療も大切ですが、目薬と漢方のサプリで改善していければ、子どもにとっては最も安心できる治療となるでしょう。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

[1]

参考:一般社団法人国立医療学会『(PDF)眼下分科会』

[2]

参考:日本眼科学会『第117回日眼総会【評議員会指名講演「眼疾患と遺伝子」】』

[3]

参考:難病情報センター『(PDF)(15)眼科疾患分野』

[4]

参考:日本眼科学会『緑内障』

[5]

参考:一般社団法人国立医療学会『(PDF)注意を要するステロイド緑内障の2症例』