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緑内障の悪化を防ぐには

緑内障を悪化させる!注意したいこととは

緑内障を発症したときに気を付けたいことは、これ以上悪化させないようにすることです。では、どのようなことをすると白内障の悪化につながるのでしょうか?ここでは、緑内障を悪化させてしまうポイントをまとめてご紹介します。

市販薬には禁忌の薬が多い

市販薬のパッケージや添付文書を見ていると「緑内障や狭隅角緑内障の人には禁忌」と書いてある場合があります。風邪薬や睡眠薬、胃腸薬やアレルギー薬など、このような記載のある薬は意外にも多いです。これは、なぜなのでしょうか?これらの医薬品の中には「抗ヒスタミン剤」や「抗コリン剤」と呼ばれる副交感神経の働きを抑える、あるいは交感神経の働きを活発にさせる成分が含まれています。 これらの成分は目の働きにも作用し、瞳孔を閉じるように働きかける毛様体筋を弛緩させます。その結果、隅角が狭くなり眼圧が上昇する恐れがあると考えられています。緑内障の中でも、閉塞隅角緑内障や狭隅角緑内障の場合は眼圧が急に上昇する恐れがあるので、とくに注意が必要です。しかし、これらの緑内の場合でも、レーザー虹彩切開術などの治療を受けていれば問題なく使用できる場合もありますが、自己判断はとても危険です。緑内障の場合は、使用できる薬に限りがあることを覚えておき、どうしても薬を使用しなければならない場合には医師に相談するようにしましょう。

生活習慣で注意したい点とは

緑内障を悪化させないためには、生活習慣でも気を付けたいポイントがいくつかあります。とくに、生活習慣は毎日のことなので悪い癖がついてしまうと、悪化しやすい傾向があります。次の中から当てはまる点がないか、チェックしてみてくださいね。

  • 姿勢に気を付ける
    読書をするときやパソコンを打つときに前かがみになっている場合や、寝るときにうつ伏せになる習慣がついている場合には注意が必要です。顔を前に傾けたまま長時間いることで、水晶体が前方に傾きやすくなります。その結果、隅角が圧迫されてしまうので眼圧が上昇しやすくなると言われています。普段から、背筋を伸ばして正しい姿勢が維持できるように心がけましょう。
  • 紫外線を浴びないように工夫する
    紫外線を浴びることで緑内障を引き起こしやすいと言われています。そのため、緑内障を発症してからも紫外線対策は忘れずに行うことが大切です。近年、日本でも紫外線量は増えているため、外出をするときには帽子やサングラスの着用がおすすめ。一方で、紫外線を避けるために暗い場所で作業をすることもおすすめできません。長時間暗い場所で作業をすることで、瞳孔が開き隅角が圧迫されるようになります。その結果、眼圧が上昇しやすくなるのです。
  • ストレスや運動不足にも気を付けて
    日々の生活の中で気を付けたいのが、過度なストレスと運動不足です。過度なストレスは自律神経失調症や睡眠不足など不調を引き起こすことがあり、思わぬ眼圧上昇につながります。また、運動不足は血行不良を引き起こす原因となるので、眼精疲労などにより眼圧が上昇する恐れがあります。生活のリズムを整えて、目に負担をかけないように心がけることが大切です。

食生活で注意したいことは?

緑内障を悪化させないためには、栄養バランスのとれた食生活を心がけるようにしましょう。糖尿病などの生活習慣病にかかると、緑内障が進行しやすくなると考えられています。国立国際医療研究センター病院「生活習慣病」また、1日に3杯以上コーヒーを飲むとカフェインの過剰摂取により視神経を傷つけ、眼圧が上昇する可能性があるそうです。この他にも、辛さのあるスパイスやアルコール類の過剰摂取も避けることもポイント。このように、食生活でも緑内障を悪化させないケアが大切です。