緑内障の症状

緑内障の主な症状

緑内障の症状で、もっとも多いのが「視界が狭くなる」というものです。

初期段階では、視界の一部が雲に覆われて欠けて見える部分が現れます。

緑内障が進行するにつれて見えない部分が広がっていき、後期段階になるとほとんど見えないという状況になり、最終的には失明に至ります。

一度失われた部分の視野は、二度と戻りません。病院などで治療をしても、進行を遅くすることはできますが、再び全視界を取り戻すことは現代の医療では極めて困難なのです。

また、視界が狭くなることにともなう症状もあります。例えば「視力の低下」「目の疲れ」「かすみ」といった症状も、緑内障患者によくある症例です。

「目の痛み」「充血」「明るいところを見ると虹のようなものが見える」という症状も、緑内障の疑いがあります。

緑内障のタイプによっても症状が違う

緑内障のタイプには、大きく「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」の2つにわかれます。

このうち、開放隅角緑内障の患者は「目の疲れ」「かすみ」「明るいところを見ると虹のようなものが見える」といった症状を訴える人が多いようです。

一方、閉塞隅角緑内障の場合、「目の痛み」「充血」「頭痛」「吐き気」などの症状が多くみられます。

いずれの場合も視野が狭くなっていき、最終的には失明に至ります。

自覚症状がなく進行する緑内障

緑内障はゆっくりしたスピードで進むので、自覚症状を感じにくい病気です。

日本緑内障学会が調査した結果によると、緑内障患者の8割以上の方が「自覚症状はなかった」と答えています。

自覚症状を感じにくい理由は、私たちの目が2つあってどちらかが緑内障など異常があったとしても、もう一方の目が無意識にカバーしていることが挙げられます。

ゆえに、なんとなく違和感を覚えたときには、症状がかなり進行しているというケースがほとんどなのです。

また緑内障は、40歳を過ぎると発祥のリスクが高まるとされます。こうした状況を防ぐためにも、定期検診をして早期発見・早期治療をおこなうことが重要なのです。