鍼灸

緑内障と鍼灸との関係

科学的見地からみる西洋医学では、緑内障と鍼灸治療との因果関係の報告はありません。

しかし、東洋医学では古くから緑内障に対する鍼灸治療の研究が進められています。

東洋医学の古代医学書「鍼灸大全」「秘伝眼科龍木論」などの書物には、「青風内障」という言葉で緑内障を紹介しており、鍼灸による治療が研究されていたようです。

また近年でも、中国の鍼灸専門研究所では緑内障における鍼灸治療の効果について、さまざまな研究がおこなわれています。

この研究所によると、鍼灸の刺激によって眼圧を低下させる効果があるという研究結果もあるようです。

血液循環や水分代謝の促進が良い影響に

上記以外にも、中国の鍼灸専門研究所によると、鍼灸治療は毛様体血管の調整作用があり血行をよくする効果があるほか、視神経乳頭などで起きる循環障害を解消させることにより、目の疾患にも良い影響を与えると考えているようです。

緑内障は、眼圧の高さだけでなく、目の周りの循環機能に何らかの障害が起きているという考えが、眼科医学界でも広まってきています。

また、日本人に多い「正常眼圧緑内障」は、視神経への血流不足が一因ではないかともいわれます。

こうした体の循環機能を改善するのに、鍼灸治療も一部の眼科医学界では注目を集めているようです。

緑内障治療が期待される鍼灸治療院

鍼灸治療院のなかで、緑内障に関して深い知識を持ち治療実績もある院をいくつか紹介します。

翁鍼灸治療院(東京)

目の疾患を専門に、針治療をほどこしている治療院です。特に緑内障は専門であり、これまでにも多くの実績を重ねています。

オアシスはり灸治療院(東京)

房水の循環を促進させることを目的とした専門鍼灸治療を実施。全身の血液循環や水分代謝を促進させることにより代謝効果をアップさせ、眼球内組織に作用させるそうです。

千秋針灸院(愛知)

目の周りの循環を鍼灸で改善させることにより、目の痛みや頭痛の解消、点眼薬の作用を強めるための治療を実施。眼科医にも認められている院で、緑内障の初期患者の場合、点眼薬が不要になったケースもあるようです。

林鍼灸院(大阪)

こちらも緑内障治療の実績が豊富な鍼灸院。施術と点眼薬との併用により、眼圧の高い患者の95%以上が正常になったほか、進行を抑える効果もあったとうたっています。

横幕鍼灸院(兵庫)

「薬を飲まない治療」をコンセプトとした鍼灸院。免疫力を高める施術によって、緑内障および副作用にともなう症状を軽くしてくれます。