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【番外編】ヨガ

緑内障とヨガの関係

いまやフィットネスの一つとして日本でブームのヨガですが、もともとは古代インドで生まれた心身の鍛錬を目的とする宗教的行法です。

呼吸、姿勢(ポーズ)、瞑想。この3つを組み合わせ、心の安らぎを得ることが目的となっています。

またヨガは、内臓や筋肉、神経などをコントロールすることにより、体の異常を改善することも目的とされています。

緑内障など目の疾患に関しても、心の安らぎを得るヨガを通じて病状進行の抑制が期待できるでしょう。

養生気功と同じですが、深呼吸しながら体を動かすことで新鮮な空気を取り込み、老廃物を排出していくこともヨガが良い影響を与えるといわれている理由です。

緑内障に良いとされるヨガのポーズ

ヨガにはさまざまな姿勢(ポーズ)がありますが、目の疲れなどに効果があるとされるポーズには、次のようなものがあります。

  • 水魚のポーズ
  • うさぎのポーズ(ササンガーアサナ)
  • ネコのポーズ
  • 浮きコブラのポーズ

これらのポーズは、頸椎のバランスを矯正するとともに、目の筋肉をほぐすといった効果があります。このため、眼精疲労や視力回復などにも良い影響を与えるといわれています。

ポーズによっては逆効果になることも

ヨガのポーズには、顔を床に付けたり、顔が肩より下に来るような体勢もあります。

こうしたポーズを長時間おこなうと眼圧が高くなり、緑内障の方にはよくない影響を与える可能性も考えられます。

例えば、以下のようなポーズは緑内障患者にとって注意が必要です。

  • 車輪のポーズ
  • 前屈のポーズ
  • 下向きの犬のポーズ
  • イルカのポーズ
  • 上向きの弓のポーズ

もっとも、一つのポーズは長くても数分程度でしょうから、一時的に眼圧が高くなったとしても次のポーズで元に戻るでしょう。

とはいえ、これらのポーズが続くと問題です。ある研究によると、同じポーズを長時間おこない、ヨガをする前の眼圧と比べたところ、最大で20mmHgも高くなったという報告もあります。

ポーズによっては眼圧を高め、緑内障に良くない影響を与えることにもなりますので、ヨガに興味のある方は慎重に判断すべきでしょう。